中国とベトナムの国境の街「河口」。近くには国際空港はなく中国からなら昆明長水国際空港が最寄り空港となり約400km離れています。
中国昆明からはさらに長距離列車に乗る事で辿り着くことができる秘境の地「河口」。世の紳士は最高の炸裂を求め、この地へ命がけで目指すのです。
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ベトナムから中国の街「河口」にいくルートだと最寄り駅はベトナムの首都ハノイになる。首都ハノイにあるノイバイ国際空港からは約270km離れている。
ノイバイ空港(ベトナム)から河口を目指すのあれば列車ではなくバスを利用してベトナムの街ラオカイを目指し国境を渡り中国に入国して河口に到着という形になる。結構大変である。
昆明空港と河口の実際の距離をGoogleマップで確認
ノイバイ空港と河口の実際の距離をGoogleマップで確認
いずれにせよ我々日本人が中国とベトナムの国境の街である河口に目指すのは莫大な時間と労力を要する。しかし、こういった人類未曾有の土地を訪れるということで経験やロマンを得れることができる。
そんな未曾有の土地「河口」の街並みや基本を紹介していきます。
河口の街並みはどんな感じ?ヤバイの?
まずこの地図は河口のスポットを網羅した河口の全体図である。なので河口に出向いた場合、この範囲を行き来することになる。地図の尺は左下の赤枠で確認。
中でも注目してもらいたいのが明るく照らしている四角形の場所。この場所が河口のメインスポットとなり街になっている。なのでこの範囲のホテルに滞在するのが最も合理的でスマートな行動だと言える。
この照らしている部分が河口の基本。その街並みを紹介していきます。
河口は想像を遥かに超える大都会!?
中国とベトナムの国境の街ということで、野生動物を槍で捕まえたり、木でできた簡易的な家が並ぶ弥生時代のような生活をしていてと想像し勝ちだが、河口は意外にも文明レベルは高い。
建物の作りは鉄筋コンクリートが主流で道路なども完全に整備されバスやタクシーなども河口の街を走る。
さらに河口には1棟だけだが20階以上あるタワーマンションがドカンとそびえ立っっている。
タワーマンションの作りはスカスカ感があり安っぽい。街全体の文明レベルは栃木県よりも高く、発展具合は河口に軍配が上がる。
河口には20年以上前からありそうな5階建て程度の建物がたくさん並んでいるのが確認できる。
ということは中国がバブルになる20年前からこの街「河口」の文明レベルは高かったということがわかる。
河口の街も中国昆明と同様に電気式のバイクが道路を無音で走る。ヤシの木が街を飾り、ウホウホどころかオシャレなリゾート地のような雰囲気である。
アジア特有の小汚い個人商店のようなものもあれば、外観をオシャレにして綺麗に衣類がディスプレイされたセレクトショップのような店舗まである。
中国は商売のやり方を吸収したり真似したりするのがものすごく上手。商売をするにしても他店と区別化してたりと工夫する店舗が多い。
河口の気候はどんな感じ?
えなねこが河口の街に行ったは5月である。時期により気温が異なるが年間を通して涼しく気温の下がる夜には上着が必要なレベルに冷え込む。
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飲食店や食いもの関係はどうよ?うまいの?
河口の至る場所に飲食店があるが営業しているのか閉店しているのか意味不明な店舗が大半を占める。やる気のありそうな食堂は意外にも少ない。
タイなどの食堂も同じことが言えるが1品につき一人前を想定してくれた料理は少ない。日本の定食のようにごはん、サラダ、味噌汁、漬物、おかずといった感じの気の利いたセットも一切ない。
1人で食事をするとなると1品勝負で挑むことになる。そして量が多い。2品注文すると予算的に割高になるので食事は1名の単独行動だと苦労することになる。
1名であれば頼むものはチャーハンや餃子ライスといった感じで終了する。2名だとそれぞれが注文して半分ずつ分け合う事ができる。
食堂には写真つきのメニュー表など一切ない。そして英語もまったく通じない。
店前の冷蔵庫から食材を選んで好きなものをつくってもらうというのが本来のスタイルのようだ。
具材は意味のわからない危険臭ただよう食材が並ぶ。日本人には食べなれないカエル、蜂の子、幼虫があるのは確認できた。なのでチャーハンを頼むにしてもカエルや幼虫などの昆虫を炒めた鍋を使用して調理していることになる。
河口でチャーハンを注文すると高菜チャーハンが出てくる。どの店も量が多く残してしまう。見た目は美味そうだが、かなりまずい。虫が混入していないか確認しながら食べることになる。
1元=16.2円
好みの問題というか日本人であれば全員がまずいというレベル。チャーハンの値段は10元が基本。ペットボトルの水は2元。この金額から大きくブレるようであればボラれているので注意。
河口の街の飲食店は、いったい何屋なの?という不明な飲食店が多く通訳アプリを駆使してもうまく伝わらず店員に煙たがれることが多々あった。
上の写真も飲食店であるとうのはわかるが、何を売っているのか不明。こういった店ばかりが河口の街には並ぶ。
夜になると路上に飲食店の屋台が立ち並ぶ。昼で屋台は見かけた記憶はない。中国の路上屋台は要注意。タイや中国の飲食店は基本値段を詐欺ってこないのが、河口の屋台は価格を詐欺ってくるので注意。
ニコニコして良い人そうでも平気で裏切ってくるので事前に料金を確認してから注文しよう。
1元=16.2円
えなねこは実際に10元の屋台チャーハンを20元払わされた。気の良さそうなおばちゃんに詐欺られたので衝撃的だった。
スイーツ系もあるが外資系企業は一切ないので中国の雑っぽさが残る店舗を利用することになる。
1元=16.2円
左3枚はかき氷。好きな具材をチョイスしてくれる。値段は20元程度。そして右の2枚は氷の入った冷たいフルーツジュース。スイカやパインなどから選択すると絞ってれる。値段は統一の6元。
河口のホテルで良い所はある?公安はどうよ?
えなねこが河口で実際に宿泊したホテルは7天連鎖ホテル。このホテルは中国に3000店舗以上あり大手資本のチェーンホテル。
河口という外資系一切なしの田舎町でマニュアル管理された安定した品質を得ることができる唯一のホテル。
1元=16.2円
セキュリティーも完璧。部屋が綺麗。ベッドもふかふか。日本のビジネスホテル以上のクオリティー。値段は時期にもよって異なるが120元前後。
7天連鎖ホテルの強みは1部屋に1台あるWi-Fi。海外のホテルでよく遭遇するWi-Fiの電波が入らないといった心配は一切ない。Wi-Fiはセキリュティーレベルの高いWPA2方式。
Wi-Fiパスワードは7が8個の77777777で簡単に繋ぐことができる。
中華っ娘も一緒にOK。JF料金は一切必要なし。
公安が来るという事もない。なぜなら3000店舗以上ある大手資本のチェーンホテルだから。もしドアのノックが鳴ったとしても回避する技もこのホテルにはある。
鍵はカード式でかさ張らない。当然エアコンもあり。歯ブラシ、石鹸、シャンプーも当然備え付けられている。日本人が河口に宿泊するならここ一択となる。